オラプレックス【OLAPLEX】でブリーチやハイトーンカラーのダメージ軽減出来る
2018/01/17
火曜日
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2018/01/17
オラプレックスには3種類あります。
サロンで使用する、No1・No2とホームケア用のNo3の3種類になります。
それぞれで使用する場面と効果が違います。
※後述の使用方法はあくまで参考です。
実際に使用していると適切な使用タイミングと使用量も変わってくるので、オラプレックスを導入して講習を受けているサロンで使用しない場合求める効果を発揮できない場合があります。
No1ボンドマルチプライヤーには「ジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール」と呼ばれる成分がメインで配合されています。
この成分が毛髪(S-S結合)のダメージによる「システイン酸」の生成と、その過程によるたんぱく質やキューティクルの欠如などのダメージの進行をケアすることで、毛髪本来の美しさと強さをもたらします。
ハイダメージ毛の場合は原液で使用しますが、ほとんどの髪の場合は6倍希釈で使うことが多いです。
乾いた髪に使用した方が効果が高いので、カラーやパーマ前の乾いている髪に塗布し10分ほど時間を置きます。
その際、よく揉み込んでコーミングして髪にしっかりとオラプレックスNo1ボンドマルチプライヤーを浸透させます。
その後、シャンプーをしてカラーやパーマの施術を行います。
ハイダメージ毛の場合は原液で使用するのですが、付け過ぎるとカラーやパーマの減力作用があるために、仕上がりに差が出る場合があります。
ブリーチ、パーマやデジタルパーマ、ストレートパーマや縮毛矯正の場合は、工程が終った後にもう一度オラプレックスNo1ボンドマルチプライヤーを使用します。
No1ボンドマルチプライヤーにトリートメント成分などが含まれたもの。
「ジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール」で毛髪強度を高めつつ、補修効果を髪にもたらします。
カラーの施術が終了し薬剤を流し終わった後に、髪に塗布し10分ほど時間を置きます。
微量ですが髪に潤いと弾力を与えるパンテノールが配合されている他、アロエベラ液汁やホホバ種子油などの保湿成分が配合されています。
ホームケア用のオラプレックスになります。
乾いた髪に塗布し全体に馴染ませた後、10分以上時間をおいて流します。
その後でシャンプーをしてトリートメントをします。
オラプレックスはアメリカに本社を置くメーカーで、製品自体は世界140ヵ国で使用されています。
Dr.エリック・プレスリーとDr.クレイグ・ホーカーと呼ばれる科学者の2人によって開発された商品です。
ジェニファー・ロペスなどアメリカの有名女優などもオラプレックスを使用したカラーをしています。
実際に自分の髪でも使用して試してみて感じた効果と、サロンワークで使っていて感じた効果を書き出していきます。
自分の髪をブリーチしてオラプレックスを試したブログ記事はこちら
オラプレックスカラーの仕上がりで、手ぐしを通すと毛先までざらつきを感じず滑らかな質感。
キューティクルのダメージも抑えられているので、仕上がりの質感に差が出ます。
髪はダメージを受ければ受けるほど、硬くなり柔軟性を失います。
ブリーチ後などは特に髪の劣化が激しいので、硬くゴワゴワした質感になりやすいのですが、毛髪強度を高めてダメージに対して強くなっているので、通常の施術よりも髪の劣化を感じません。
髪の毛1本1本にハリコシを感じ髪の弾力性が増しているのを感じました。
軟毛の方やダメージによって髪の弾力が弱くなった人ほど、ハリコシを感じやすいかもしれません。
これは実際に試してみて分かったんですが、最初のうちはオラプレックスを使わないでブリーチした髪もしっかりとヘアケアしておけば大丈夫だったのですが、時間の経過とともに少しずつ髪の劣化を感じました。
オラプレックスを使用した髪は、1ヵ月後の髪でも使用しなかった髪に比べて状態が良かったです。
毛先が傷ついていると水分が飛んでしまったり枝毛になったりで、髪の劣化が早まります。
オラプレックスを使うことによって、髪のダメージを抑えるとともに、毛先の補修も行います。
ですので毛先のまとまりや、手触りも改善されます。
今は日本でオラプレックスを取り扱えるサロンは限られています。
グーグルで「オラプレックス」で検索すると、導入サロンは大体ブログなどで発信されているのでそれを基準に探していただくとよいかと思います。
ちなみにU-REALM銀座店では、オラプレックスを取り扱っていますので、銀座近郊にお住まいやお仕事などでご利用される方は是非ご相談ください。
お電話でのご予約の際は、電話口で直接伝えて頂くか当日カウンセリングにてご相談下さい。
ネット予約では、オラプレックスメニューを選んで頂けますし、当日のカウンセリングでもご相談いただけます。。
トリートメントの認識は人によって異なりますが、僕の考え方では「髪に何らかの成分を補充し髪のコンディションを良くするもの」なので、No1ボンドマルチプライヤーは有効成分の「ジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール」のみの配合なので(厳密には水や防腐剤が入ってますが)トリートメントとは違うという認識をしているのですが、No2ボンドパーフェクターとNo3ヘアパーフェクターには保湿成分なども配合されているので、一応はトリートメントと言えるものです。
ただメインの配合成分が「ジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール」であとは保湿剤などなので髪の内部を補修したりする効果は薄いと思います。
サロンワークで実際に使用していても、オラプレックスだけでは仕上がりの髪のダメージは少ないのですが保湿の面では少し物足りないと感じるので、しっかりとしたトリートメントを行った方がよい質感になります。
通常のトリートメントメニューに合わせてオラプレックスを使用しても、いつもよりトリートメントの効果が増していると仕上がりで感じるのでトリートメントメニューにも相性が良さそうです。
内容成分をチェックしていくとジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール以外は、ごく普通の成分ですがシリコンなどは配合されていません。
水・ジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール・フェノキシエタノール・安息香酸Na
有効成分のジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール以外は、水と防腐剤です。
水・ジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール・PG・セテアリルアルコール・ベヘントリモニウムメトサルフェート・セタノール・フェノキシエタノール・グリセリン・ヒドロキシエチルエチルセルロース・ステアラミドプロピルジメチルアミン・クオタニウム-91・安息香酸Na・セトリモニウムメトサルフェート・セトリモニウムクロリド・香料・ポリクオタニウム-37・EDTA-4Na・ブチルフェニルメチルプロピオナール・エチドロン酸・アスコルビン酸・フィタントリオール・酢酸トコフェロール・アロエベラ液汁・パンテノール・ホホバ種子油・クエン酸・ソルビン酸K
有効成分のジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコールに保湿剤や帯電防止剤、被膜形成剤などが配合されています。
髪に有効なパンテノールやアロエベラ液汁なども配合されていますが、防腐剤などよりも配合量は少ないのでトリートメントとして使うには物足りないです。
あくまでジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコールによる毛髪強度を高めるのが目的になります。
水・ジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコール・PG・セテアリルアルコール・ベヘントリモニウムメトサルフェート・セタノール・フェノキシエタノール・グリセリン・ヒドロキシエチルエチルセルロース・ステアラミドプロピルジメチルアミン・クオタニウム-91・安息香酸Na・セトリモニウムメトサルフェート・セトリモニウムクロリド・香料・ポリクオタニウム-37・EDTA-4Na・ブチルフェニルメチルプロピオナール・エチドロン酸・アスコルビン酸・フィタントリオール・酢酸トコフェロール・アロエベラ液汁・パンテノール・ホホバ種子油・クエン酸・ソルビン酸K
No2ボンドパーフェクターと全く同じ成分構成でなのですが、家で使いやすいように小さな容器に入れられています。
使った感じはNo2と変わらない感じですが、もしかすると有効成分や保湿剤の分量を少し変えられているのかも知れません。
ダメージを抑える効果はもちろんありますし、ハリコシを与えてくれることによってパーマのリッジやカール感などがしっかりと出やすくなります。
デジタルパーマにも使えるので、熱でのダメージやパサつき軽減に力を発揮します。
上記リンク先の記事から写真は引用しています。
オラプレックスブリーチを使って黒染め落としはダメージが少なかった
No3ヘアパーフェクターはお持ち帰りしていただいて、ホームケアとして使っていただく商品になります。
サロンでのカラーやパーマの技術に合わせて使うことが一番効果的ですが、その後のアフターケアも大切になります。
使い方は前述したように、乾いている髪にまんべんなく塗布してから10分ほど時間を置き、そのあと洗い流してシャンプーとトリートメントをします。
ですのでお風呂に入る前に行うと効率的です。
最近ダメージ軽減の商品がオラプレックス以外でも出てきています。
ファイバープレフィックスとRカラーと言うものです。
オラプレックス以外は、使ったことが無いので検証出来ないのですが、静岡県の美容師さんがこれら全ての薬剤の検証をしているので、そちら見て頂くと参考になるかと思います。
ガチ検証!! ファイバープレックス、Rカラー、オラプレックスどれがいいの?
今やネットで買えないものはないくらい何でも販売されていますからね。
もちろん販売されています。
リンクを張っておきますので参考にどうぞ。
ただ、並行輸入品だからか輸送料も入っているせいか、定価よりも若干高いです。
使用方法などは講習を受けた技術者出ないと、効果的に使うことが難しいので美容室で施術されることをおススメします。
周りの人に「いいね」と言ってもらえる髪を、自分に「いいね」と言える髪を提供するために、ヘアケア方法や技術に対する考え方を書いています。
こちらのオフィシャルブログもよろしければ合わせて読んで見て下さいね!
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