家での扱い方で髪が変わる！Vo.3【コテの温度は何度？高い時と低い時で髪に与える影響】
2017/10/27
家で髪を扱う時に少し意識するだけで髪が変わる！Vo.3
前回までの記事へのリンクです。
家での扱い方で髪が変わる！Vo.1【髪が引っかかる時のとかし方と、とかす方法】
家での扱い方で髪が変わる！Vo.2【髪が濡れている、湿っている状態で寝るのはダメ！！寝る時の髪の扱い方】
毎日のちょっとした扱い方で髪のストレスが蓄積されていきます。
今回のちょっとした意識は？？
●コテ（アイロン）を使う時温度に気をつけてる？？
皆さん持っていると思いますが、コテ（カールアイロン）もしくは、ストレートアイロン。
簡単にカールがつけれたり、ストレートしたり出来て、お手軽スタイリング道具ですね。
きっと髪に悪いんだろうなぁ。
と薄々感じている通り、髪に悪いです(>_<)
このコテ巻き、もしくはストレートアイロンも日々の積み重ねで髪にダメージが溜まっていきますよ！！
コテ（カールアイロン）、ストレートアイロンでのダメージはどういう症状か？
髪が固くなり、触った時にゴワゴワします。
髪が濡れている状態だと、引っかかりやすくなり、よく絡むようになります。
毎日使う事により、熱でキューティクルがめくれ上がり剥げていきます。
熱により、髪の内部のたんぱく質が固まり、髪が固くなります。
それによって切れ毛や、最終的には髪が形を保てなくなり、粉をふいたようにボロボロ落ちていきます。
結構恐ろしいですね・・・
温度は何度に設定すればいいのか？
最近のコテは性能がよく、200度を超す温度設定が出来るものも多数あります。
しかし、200度ってホットプレートで焼き肉出来る温度ですよ！？
そんな温度で髪をずっと焼いている時点でダメージが無いはずがないですよね。
かといって、コテを使わないわけにはいけないですが・・・
髪にも温度に耐える時間はあります。
しかしその時間も超えてしまうと、髪は熱によりタンパク変性をおこし元に戻らなくなります。
180度で10秒間髪を巻いているとタンパク変性は始まっています。
110度なら10分間でタンパク変性が始まり髪はもろくなっていきます。
ヘアケアマイスター教本より
詳しくは以前ブログ記事でも書いた内容から抜粋しますが。
温度は150度前後で！
美容師さんに教えてもらった人は知ってると思いますが、髪はタンパク質で出来ているのですが、温度が高くなればなるほどタンパク変性という変化で、たんぱく質が凝固していき硬くなります。
よく例えられるのは、生卵を温めていくと中身が固まりゆで卵になりますよね。あの状態が髪の中でも起こっています。
一般的には、45度～50度を過ぎるとタンパク変性が起こり始めるみたいです。
温度は150度でと言っときながら、しかし美容師さんはよく高温で使います・・・が、そこには理由があるのです。
温度が高ければ高いほど、髪にはカールが早くしっかりつきますが、ダメージは受けやすいです。
180度で10秒以内に巻き終わるくらい素早くできるならオッケーですが、さすがに自分で自分の髪を巻くときにはそんなに早くできない！
ですんで、150度くらいを勧めています。180度に比べるとカールの付き方は遅いですが、タンパク変性が始まるのも1分くらいなのでまだ髪が温度に耐えてくれますね。
美容師さんは、素早くぱっぱと巻いちゃうので高温ですることが多いですね。でもやっぱり高温は心配だけど・・・・・
濡れた髪には絶対に使わない！！
濡れた状態の髪の毛に、コテ（アイロン）を使うと、高温により髪の内部の水分が一気に水蒸気に変わり髪の内部を破壊してしまいます！！
必ずしっかり乾かしてから！！！
必ず、熱から髪を守るためのアウトバストリートメントや、保湿の為のトリートメントに気をつける事！
コテ（アイロン）を使う前は、めんどくさくても必ず熱から髪を守る効果のあるトリートメントオイルなどを使ってから！
最後に保湿の為のトリートメントもしっかりと使いましょう！
便利な道具の反面、デメリットもしっかりと把握しておかないと後で泣きを見る事に！
便利な道具ですし、使うなとは言いません。
ちゃんと大事なところは守って扱えば、問題なく扱えます。
熱のダメージはほっといたらシャレにならないです。
今回の記事は、頭にしっかり入れておいて、実践の時に少しでも思い出して下さいね。
髪の扱い方が少し変わるかもしれません。
「私の髪の毛大丈夫？？」
なんて、心配な人は一度ご相談下さいね。
